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ぼくらのクローゼット

埋もれている価値観の中から新しい楽しみと
生き方をいっしょに見つけていくメディア

今、何もかも上手くいっていないと焦っている君へ 〜80歳になった自分から今の自分に手紙を書いてみる〜

~生きる~ 中川ケイジさん

f:id:bokukuro:20160509095032j:plain(photo by rolands.lakis)

同世代で成功している人のニュースを見て焦って仕方ない・・・
同期だけが昇進して、悔しくて自分が情けない・・・
思い描いていた人生とは違っていて将来が不安・・・

 僕たちビジネスマンは戦うジャンルや業種は違っても同じような焦りを抱えています。特に真面目に頑張る人ほど、他人と自分を比較して落ち込んだり、こんなはずじゃないのに!と焦ってしまうことがあるはずです。何を隠そう僕もそうです。もう年末には40歳になろうというのに、思い返せば生まれてからずっと他人と比較して、そして想い描いていた将来像とかけ離れている自分を見て情けない気持ちになり、自己嫌悪に苛まれ、毎日焦っています。

どうしても比較してしまう対象者(要領よく上手く世の中を渡り歩いているように見える人)だって、実際には他人に分からないように努力し続けているし、大きな失敗や挫折を味わっているはずなんだけど、そういう影の部分はなかなか見えづらいもの。我々凡人は、他人の陽のあたる部分だけをすくいとって勝手に羨んで、彼らに追いつけない自分に落ち込むのです。

 他人のことを気にしないで生きられたらいいのに。
 自分の人生に集中して、ワクワクして生きたい。

そんな時、ふと理想の生き方ができた時の80歳の自分ってどんなだろうと思いました。理想の人生を生き抜いた80歳の自分から、今の自分に手紙を書いてみることで、何かが見えるかもしれない。なぜだか急にそう思いたったので、80歳の僕から39歳の僕に手紙を書いてみることにしました。

〜Dear 40歳目前の君へ〜
Facebookで流れてくる投稿を複雑な想いで眺めて勝手に焦っている君を、ああ可愛いなあといつも微笑ましく見ています。僕から見たらそうやって他人と自分を比較して、いつも何かに焦って苦しんでいることこそ、若い証で、将来に向かって頑張る原動力となっていることを知っています。

人生のピークをどこで迎えるか

若くして成功を収めた人のニュースばかり気になるかもしれないけれど、そんな人は世界でも極々わずかなスーパーマンで、自分とは全く違うことを知りなさい。彼らは富を得たかもしれない。だが我々凡人には想像もつかないほどの苦痛や苦労も味わっているはずなんだ。そして彼らが背負うそれらのことを、今の君の器では背負いきれない。だからまだ神様は君を成功させないんだ。
今、成功者としてメディアに登場している若い人だって、今、人生のピークを迎えているのかもしれない。ピークとは後は少しずつ(もしくは急激に)下っていくだけ。ピークを長年にわたって維持することは難しい。
2056年、80歳になった僕は知っている。人はなかなか死なない。人生は100歳まで続く。ビジネスマンとして働き続ける期間も80歳までなんて当たり前。「80歳まで働きたくない!」と思ったかい?君は違うだろ?今の仕事を心から楽しんでる君は「80歳まで働けるのか!好きなことがずっと出来る!ラッキー!」と思ったはずだ。
80歳まで働くと考えた場合、どの地点で人生のピークを持ってくる?
それを決めるのも自分だ。40歳なんてまだまだ折り返し地点。いや社会人歴で考えるとまだ3分の1が終わっただけ。マラソンでいうとまだ14km地点だよ。
人生というドラマのクライマックスを何歳で迎えるか?
50代で迎えても残り30年。60歳で迎えても残り20年もある。
それを決めるのも自分次第なんだ。
自分より10歳以上も若い成功者を見て焦る気持ちはよく分かるが、今一度考えてみて欲しい。人生のピークを60歳で迎えるとしたら、まだまだ時間の余裕はある。

人生を好転させたかったら一旦今の生活を捨ててみよ

でも時間の余裕があることで、ルーズになってしまっては元も子もない。60歳で来るべきピークを持ってくるためには、今のこの一瞬も無駄に出来ないはずだ。そしてまでと同じ生活をしていては一生ピークはやってこないことを知りなさい。
 読む本も、付き合う人も、日々の食事も、時間の使い方も、今まで挑戦したことのない分野に思い切ってトライしてみなさい。新しい価値観を自分自身に取り入れることで、自分に刺激を与え続けなさい。いつでもどこでもスマホをいじってしまう癖を直しなさい。早寝早起きを徹底しなさい。週に3日は身体を鍛えなさい。今までのぬるい生活を全部丸ごと切り替える覚悟と実際の行動がなければ、いくつになっても理想のピークなんてやってこない。ずっと一生、他人の人生を羨むだけになるだろう。

 ライバルを心から応援しなさい

ライバルや同業者、同世代の活躍が気になる??
君は、タイガーウッズがプレイ中、心の中でライバルを応援していることを知ってるだろ?プレイオフの緊迫した場面で彼は、ライバルのショットの時、心の中で「入れ!!」と応援するんだよ。
普通「外せ!!」って思わないか?(笑)でも彼は違う。なせか。
潜在意識の中には「主語が無い」と言われている。つまり他人を応援することと、自分を応援することはつながっていて、同じ意味を持つということ。ライバルに向かって「外せ!!」と失敗することを願うということは、自分自身に対しても失敗するイメージを発信して潜在意識に植え付けていることになるんだよ。だから、自分が負けたくないと思うライバルに対しては、徹底的に心から応援すること。相手を応援すればするほど、自己肯定感も高まるから自分も成長できて、かつ成功に近づく。そしてライバルが成長すれば自分だって追いつき追い越そうと努力の質と良が違ってくる。応援することってすごいことなんだよ。

君なら出来る。60歳代で思い描いていた理想のピークを迎えられた僕自身がいうんだから間違いない。さあ理解できたはずだ。僕からの手紙を読み終えた瞬間に、まずは理想の人生設計をざっくりでいいから描いてみよう。
そして実際に1つ目の行動に移そう。必ず人生が好転してくる。そうすれば他人の人生に一喜一憂する時間がいかにもったいなかったか、身をもって知るはずだ。でも安心して欲しい。今からでも遅くない。

今のこの瞬間が、人生で一番若い瞬間なんだから

 〜From 80歳になった自分より〜

人生は長い。山あり谷あり。たとえイメージでも、数十年後の理想の人生を生きた自分の視点で今を見ると、なんだか苦しい「谷」の時間もできるだけ楽しもうと思える。
よし!今日からまた頑張ろう。

 

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