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ぼくらのクローゼット

埋もれている価値観の中から新しい楽しみと
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夜の会食よりも家族の時間を優先する人が絶対に成功する理由

~働く~ ~生きる~ 中川ケイジさん

「すみません。せっかくのお誘いですが、夜は家族との時間と決めてまして・・・」

3年前、息子誕生を機に、夜のお付き合いは、ほぼお断りすることにしました。夜の会食や飲み会で生まれるご縁だったり、ビジネスの展開があることは重々承知の上だけど、やっぱり「家族の時間」を最優先することにしたのです。なぜか?

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(うちの子ではありません、あくまでイメージです。 フリー写真素材ぱたくそ

育児の大変さをどれだけ知っているか

サラリーマン時代は、どんなお誘いでもすべて参加していました。売れない営業マンだったたので、人との縁をつないでおこうと必死で、断ればチャンスを失うと盲目的に考えていたからです。

しかし独立し、子供が生まれた時、その考えを変えざるをえませんでした。なぜなら子供を育てるという行為ほど大変なことは無いと知ってしまったからです。数時間おきの授乳やオムツ替え、目を離せない緊張感。妻一人にこれを任せてしまうのは酷すぎる。そしてこの瞬間を一緒に共有できないのはもったいない!男は「稼ぐ」ことが使命だとしても、子供を育てるという行為は、協力プレイ必須のエンドレスな戦いであり喜びなのです。

育児の大変さと喜びを知ってしまった僕は、仕方なく夜が遅くなる時も家のことが気になって仕方なくなっていました。

「ごはんはちゃんと食べられたかな?」

「パパがいないって寂しがってないかな?」

「ママはちゃんと髪を乾かせたかな?」

おいしい食事が目の前にあっても、気の合う仲間と将来の目標について熱く語るのも、初めましてのご縁を頂くのも、これはきっと仕事につながると知っていても心から楽しめなくなってしまった。これでは大切な時間を共有してくれている目の前の方々にも失礼なことです。

 

自分幸福度を高めてくれる時間

夜の会食を止めてしまえば、失うことも多いかもしれない・・・

そんな不安は今でももちろんあります。しかし「家族との時間」は自分幸福度を高めてくれると同時に、限られた時間の使い方を真剣に考えるきっかけとなりました。やらないことを増やすと、限られた時間の中で本当にやるべきことへの集中力が増します。そして何より一番身近な家族からの応援を得られます。

仮に「仕事のために」と毎晩のように飲んで帰った場合、一時的に仕事関係者との距離が縮んだように思えても、一生付き合っていく家族との距離は開いてしまうかもしれません。一番大切な家族との関係が良好であればあるほど、幸せオーラをまとって仕事ができるのです。

「夜は家族との時間と決めているんです。すみません!」

有り難くお誘いを頂いても、正直にきっぱりとお断りするようになりました。

今では「中川は夜に誘っても来ない」が浸透してきたのでお誘いを受けること自体も少なくなりました。それは決してネガティブなことではなく、ポジティブなことです。

 

それでも会いたい!と思われる人になれ

「夜の会に出席しないと、仕事が発展しないのでは?」とよく聞かれますが、そんなことはありません。それでもあなたじゃないといけない、あなた自身のブランドを創っていけばいいのです。

「夜は家族との時間に使う」というカードを切りつつ、子供を寝かしつけた後の30分は勉強時間にあてています。もしくは夜でなくても自分が一番集中できる早朝の時間などに自分ならではのコンテンツを磨けばいい。日々の小さな積み重ねを継続してオンリーワンな武器を持てれば、「夜が難しければランチしませんか?」とか「日中の何処かでお時間もらえませんか?」というお誘いに変わってきます。もちろんこちらからも「夜は難しいので、日中で調整願えませんか?」とお願いもします。大事なことは、相手の時間に合わせなければならない自分のブランドを変えていく努力をすることです。

 

「家族時間も確保し成功もする!」という欲張りな発想

家族との時間は完全にOFF? いいえそうではありません。

妻の話や子供の話からもたくさんのヒントや気付きがあります。「おお、そんな発想があるのか!」と感心したり、園や学校での話を聞くのはとても楽しいものです。彼らと一緒に見る日常の生活の中に、ビジネスのヒントや発見が実はたくさんあるのです。

だからこそ家族との時間を「OFFの時間」と考えるのはもったいない。どこにだっていつだってビジネスにつながる種は転がっていて、だからこそONやOFFも、ワークライフバランスも、あって無いようなものなんです。仕事のできる人はどんな些細なことでも自分のビジネスにつなげていく。そして一番近くにいる人を大切にできる人です。

お付き合いを減らせば成功できない?いいえ、それでは思考が止まってしまっています。「家族を犠牲にして仕事に集中!」ではなく、「家族時間も確保、しかも成功もする!」という欲張りな発想になればいい。そのために今何を優先すべきか、何を止めるべきかを徹底的に考えて行動する人が成功するはずです。

確かに長年続けてきた習慣や考え方を変えるのは難しい。

最初はいつもより早く帰ってくるあなたに、奥さんにビックリされるかもしれませんが、きっと喜んでくれます。子供との会話が増えることは教育面でも重要だし、日々のコミュニケーションからトラブルも未然に防ぐことが出来るかもしれません。

いきなりキッパリ!ではなく、週3回飲みに行っていたのを2回に減らすなど、少しずつ少しずつ慣らしていけばいい。

自分のためだけじゃなく、一生を共にする家族をハッピーにするためにも、思いきって夜は「家族の時間」に切り替えてみませんか?

 

 

 

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