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ぼくらのクローゼット

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あなたは本当に「おじさん」? 数ある呼称の中から、理想の中年を選びとろう!

~生きる~ チェコ好きさん

 「ボクなんか、もうおじさんだから」。

「アタシなんか、もうおばさんだから」。

「おじさん」「おばさん」という呼称は、自分に向けて使うとき、しばしば自虐的な響きを伴います。しかし、年を経れば老いていくのは自然の理、時の流れに逆らうことはだれであろうとできません。となると、どうせ年をとるのなら、なるべくポジティブに年齢を重ねていきたいですよね。まあ、自虐って、やってる側はけっこう楽しいんですが。まわりが反応にこまったりするのでね。

 

あなたがなりたいのは「おじさん」?

ところで、私たちがよく使う言葉である「おじさん」とは、いったいなんなのでしょう。「おじさん」の定義、これは議論をしてみる価値がありそうですが、私が思うに、それはそれなりの年齢を重ねたすべての男性を指し表す言葉です。あなたが、「おじさん」になることに抵抗をかんじる気持ちを否定はしません。しかし、繰り返しますが、年を経れば老いていくのは自然の理。時の流れに無理に逆らおうとすることは、どこかで自分の心と体をむしばむことにつながるのではないでしょうか。

それでもなお、もしあなたが「おじさん」にはなりたくないなあ……と思うのなら。よく考えてみれば、それなりの年齢を重ねた男性を表す呼称は、なにも「おじさん」だけじゃないんですよね。「おっさん」「おじさま」「オヤジ」「おじちゃん」……そう、とてもバラエティに富んでいるのです。「おじさん」は、こういった数ある呼称の中の1つに過ぎません。

時の流れに逆らうことはできませんが、もし「おじさん」に抵抗をかんじるのなら、「おじさま」はどうですか? 「オヤジ」は、「おっちゃん」は? どれもしっくりこないというわがままなあなたは、自分にぴったりの呼称を自分で考えたっていいのです。少し前に流行った「ちょいワルオヤジ」なんて、よく工夫されています。「おじさん」であることを受け入れつつ、どのような「おじさん」でありたいのか、あの言葉にはそんな信念とスタイルが込められているように、私には思えるのです。

「おじさん」というと、非常にノーマルな中年男性を私は想像します。最近はノーマルとハードコアを合わせた「究極のふつう」、ノームコアなるファッションも流行っていますし、私たちももう「”ふつう”なんてイヤだ!」なんていう年でもないでしょうから、このシンプルな「おじさん」という呼称も、ふつうであるが故になかなか優れていると私は思います。だけど、それに加えて大衆居酒屋っぽい、少しくたびれたかんじがかっこいいと思うのなら「おっさん」がベストだし、さらに渋みがあったほうがいいというのなら「オヤジ」がいいかもしれません。「おじさま」というと紳士的で洗練されたイメージになりますし、親しみやすさを出したいのなら「おっちゃん」ってのもいいですね。奥様や、一緒に時間を過ごしたい女性のイメージに合わせてカスタマイズするのもアリかもしれません。

もちろん単なる自己満足といわれたらそれまでですが、まあ自己満足でもいいじゃないですか。自分はどんなふうに年を重ねていきたいのか、どのような中年でありたいのか。どうせ老いていくのなら、楽しくわくわくしながら、自分のスタイルを確立していきたいと思いませんか。

「ボクなんか、もう○○だから」。

あなたがここに、入れたい言葉はなんでしょうか?

 

私がなりたいのは「マダム」!

さて、私は女性なので、これの女性バージョンも考えてみていいですかね。女性であってもこれはまったく同じことがいえて、「おばさん」「おばちゃん」「おばさま」「美魔女」、まあなんだっていいですが、自分が楽しく無理をしないでいられる呼称がベストです。

ちなみに私はですね、「おばちゃん」がいいなと一瞬思ったのですが、「おばちゃん」て懐の深さというか、かなり高度なコミュニケーション能力が要求されそうですよね。私、内向きな性格なので、職場の人に飴を配ったりするのちょっとできなさそうです。こまりましたね。

「マダム」とかどうですかね。私は口数が少ないので、ミステリアスな雰囲気を演出すればいけるかもしれません。見た目がもやしみたいなかんじなので、もう少し洗練された格好ができるように努力しなくてはいけませんが……こんなセコイこと考えている時点で「マダム」には程遠いと思われるかもしれませんが、いいんです、こういうのは自分が楽しければ。

 

明日のあなたは今日のあなたより「おじさん」で、明日の私は今日の私より「おばさん」です。だけど、どうか毎日少しずつでも「おっちゃん」や「マダム」に、素敵な中年に近付いていますように。

あなたが理想的な自分のスタイルを確立されること、陰ながら応援しております。

 

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